賃上げ平均5381円 ヤマ場越え27単組が妥結 ゴム連合春のとりくみ

2019年03月28日

ゴムタイムス社

 ゴム連合(石塚宏幸中央執行委員長)の2019年春季生活改善とりくみは、労使交渉の集中回答日(3月13~20日)を終えて、加盟58単組中、賃金は27単組が妥結(妥結方向含む)した。【3面に一覧表(3月27日現在)を掲載。】

 ゴム連合の取りまとめによると、加盟58単組中、賃金は45単組が要求(手当改善等含む)を提出し、3月26日までに27単組が妥結した。定昇・カーブ維持分を確保したのは26単組で、何らかの賃金改善があったのは16単組(手当改善等含む)。

 また、25単組集計の賃上げ妥結平均額(加重平均)は5381円、率は1・81%となった。妥結単組数が違うため、単純な比較はできないものの、昨年5月末時点(50単組集計)での平均賃上げ妥結平均額(同)5604円、率1・93%を下回っている。

 一時金については、26日までに妥結したのは25単組(妥結方向・業績連動含む)。19単組集計(26日時点)の加重平均は金額で156万4754円

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