コンチが独自動車誌で評価 制動距離、安定性などで

2019年04月01日

ゴムタイムス社

 コンチネンタルタイヤ・ジャパンは3月27、ドイツの自動車雑誌『スポーツ・オート』の最新号(4月19日号)に掲載されたサマータイヤの評価テストにおいて、同社の「スポーツコンタクト6」が唯一最高評価の「非常にお薦め」を獲得したと発表した。

 評価テストは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのタイヤメーカーの9つのブランドを対象とし、タイヤサイズは245/30R20Y、テスト車両はホンダ・シビック・タイプ・Rを使用。9つのタイヤのうち、最高評価の「非常にお薦め」を獲得したのは同製品のみ。同誌は「ウェット路における制動距離は一番短く安全なアンダーステア、ドライ路においてスポーティでダイレクトなステアリングレスポンスと高い動的安定性、明確なフィードバック車両応答性、卓越した方向安定性がある」と評価した。

 同製品はポートフォリオの中で、ウルトラ・ウルトラ・ハイ・パフォーマンスタイヤに分類されるスーパースポーツタイヤ。開発エンジニアは、路面で卓越した性能を実現するためトレッドコンパウンドの改良やレッドパターンの再設計など、タイヤ構造を一新。そのため前モデルに比べて、ハンドリング性能、ステアリングレスポンス、高速走行性能が大幅に向上した。最高時速350kmでの走行承認をされており、数多くのスポーツカー、スーパースポーツカーメーカーに純正装着タイヤとして採用されている。

 同製品の日本での取り扱いは、19~23インチでランフラット、コンチサイレントテクノロジー採用を含む、75アイテムとなっている。

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