伊ピレリは、同社フラグシップタイヤ「P・ゼロ」が独アウト・ビルト誌のスポーツカー向けの記事用に開催されたテストにおいて1位を獲得したと発表した。
同テストでは、ハンドリング、ステアリングパッド、ウェットおよびドライ路面でのブレーキング、転がり抵抗、アクアプレーニングなどのテスト項目で、265馬力、最大トルク620NMのBMW530dを用いて、11種類のタイヤがベストサマータイヤの座を競い合った。
「P・ゼロ」は安全性を重視するカテゴリーにおいて、最高の評価を獲得、ステアリングパッド、ウェットおよびドライ路面でのブレーキングテストにおいては最高スコアを獲得した。また、スポーツ性能においても、ラップタイム計測テストを通じて、ウェットおよびドライ路面でのハンドリングで最高評価を獲得した。
同誌では「テストで1位となったタイヤ(P・ゼロ)に弱点は見つからなかった。ウェットおよびドライ路面における卓越したハンドリング、最上級のバランス、ステアリングからの正確な反応、ウェットおよびドライ路面におけるブレーキング距離の短縮、十分な安全性をもたらす耐アクアプレーニング性能などが確認できた」と評した。