豊田合成、大量の電池に対応 樹脂製バッテリーケース開発

2019年04月04日

ゴムタイムス社

 豊田合成は4月3日、大量の電池を収容する樹脂製の「バッテリーケース」を開発し、電動車に対応したと発表した。既に、3月にトヨタ自動車株式会社から中国で発売されたカローラPHV・レビンPHVに採用されている。
 同製品は収容する電池の間に隙間を設け、側面の通風孔から外気を取り込んで冷却する構造とすることで電池寿命を高めているだけでなく、樹脂内部に導体を通して絶縁し、安全性を確保する機能も備えている。今後も同社では、樹脂・ゴムの専門メーカーとして培った知見を活かして、電池周りの冷却システムの最適化や軽量化に取り組み、車の性能向上に貢献していく。

バッテリーケース構成部品

バッテリーケース構成部品

バッテリーケース

バッテリーケース

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