住友ゴム工業は4月10日、2019年度の住友ゴムCSR基金の助成活動として、47団体を対象に総額1109万円の助成を実施すると発表した。今年は、環境保全14団体、災害支援4団体、交通安全1団体、地域課題28団体に助成を実施する。
今年は助成開始から10年目を迎え、初めて単年度の助成金が総額1000万円を超えた。
4月9日に本社で行われた贈呈式では、CSR基金運営委員長の小松俊彦執行役員から12団体に目録を贈呈した。各団体からは、「従業員の思いが込められた助成金なので、有効に活用したい」などと感謝の言葉が聞かれた。贈呈式は東京本社、白河工場、名古屋工場、宮崎工場で順次行う予定。
同基金の助成活動は、環境保全や災害支援、交通安全、地域課題などの活動を行っているNPOやボランティア団体に助成するもので、事業の計画性、効果、継続性などを基準に選考している。2018年度までに139団体に対し総額5806万円を助成している。