ゼオンポリミクス(ZPI、滋賀県大津市、佐屋利明社長)の19年3月期は、上半期の微減を下半期で補い、ほぼ予定通りの生産量となった。
自動車生産台数の増加に付随して稼働は順調で、「18年度はこの5年で最高の生産量となった」(佐屋社長)という。
国内で多くの割合を占めるNBRは前年並みの動きを示し、アクリルゴムとHNBRの「ゼットポール」も堅調を維持している。
19年7月以降新たにEUのRoHS指令の下、4種類のフタル酸エステル(DOP、他)が規制されるため、脱DOPが挙がっていたが、同課題は昨年末に完了した。
ZPIでは現在、大卒技術者の採用が難渋しており、人材の