18年のゴム用機械の国内の需要動向によると、国内企業はリーマン・ショック以降、国内生産設備の縮小を進めていたが、最近の景気回復に伴う内需の高まりを受け、老朽化した設備の更新、不足した供給能力の増強、災害に備えたBCP対策などで設備投資を積極的に行う傾向になってきた。
その結果、産業の業界によるが、中国の人件費の高騰などにより、海外から国内に生産を戻す動きが広がり設備投資が行う企業もでてきている。
また、国内企業が海外展開を加速するなか、国内では大手企業は品質を重要視する傾向が強まり、R&Dの強化のため機械を新設する動きも続いている。一方、中小零細企業にとって、ゴム用機械を新たに納入するケースは少ない。主に設備投資の中心になっているのは設備の更新、補修、メンテナンスなどが大半を占めているのが現状のようだ。