オカモト(東京都文京区、田村俊夫社長)は、生活用品部が家庭用手袋、産業用品部が作業用手袋、医療メディカル部が医療用手袋の3事業部で手袋事業を展開している。
18年度の家庭用手袋の販売動向は、「マリーゴールド」「さらキュッと」の定番品に加え、17年9月に発売した「カシニーナ プリントタイプ」もドラッグストアなどに順調に配荷できた。
このうち、マリーゴールドは特徴的な赤のカラーに加え自然にフィットし疲れにくい指先デザイン、作業中のズレを防止するギャザー加工などを施した天然ゴム手袋。世界100ヵ国以上で愛されるロングセラー商品で、国内でも依然根強い人気を維持している。
ただ、手袋が贈答品としても活用されていた時代と比べると、販売量は減少傾向にある。作れば売れるという時代も変化し、機能性とファッション性を切り口に、新たな消費者も獲得すべく発売したのが、家庭用手袋「カシニーナ プリントタイプ」である。
同商品は、女性目線の商品づくりを目指す同社の女性プロジェ