日本ゴムホース工業会は5月9日、ホテルニューオータニ東京で令和元年度(19年度)の通常総会を開催した。
総会は、各専門委員会の業務報告の件、18年度事業報告承認の件、同年度収支決算報告承認の件、19年度役員選任案の件、同年度専門委員会委員長委嘱案の件、19年度事業運営方針案の件、19年度収支予算案および会費賦課徴収案の件などを審議、いずれも原案通り承認可決された。
総会終了後の懇親会であいさつに立った十川敬夫会長は、「2012年12月に始まった戦後最長の景気回復が続いて、内需は堅調に推移しているが、世界経済の減速を背景に、輸出企業を中心に鉱工業生産は弱含んでいる」などと述べ、足元の経済環境を説明した。
続いて、ゴムホースの主要需要先の動向についても触れ、「国内自動車生産が堅調で、自動車用ゴムホースの生産量は前年を上回り順調。一方、ワイヤーブレードホースの大口需要先である建機は前年を上回っているが、工作機械は6ヵ月連続