日本ゼオンでは、顧客に密着して真のニーズを的確に捉える取り組みを全社的にスタートし、その効果が出始めている。
水素化ニトリルゴムや低燃費タイヤ向けのSSBRの販売が堅調なゴム事業部でも、欧州や中国で営業スタッフを再配置したほか、シンガポールの技術サービスセンターを中心にアセアンとインドで情報収集を強化するなど、需要先との対話を深めている。
「メーカー営業の原点に回帰し、顕在化している『ニーズ』だけではなく、まだ顕在化していない『ウォンツ』まで掘り下げていかないと真のニーズは
2019年06月03日