「キッチン用品から医療・介護用品まで、ぴったりの基準をかえていこう」をテーマに、家庭用や作業用手袋をはじめ、ヘルスケア用品などを提案するダンロップホームプロダクツ(大阪市中央区、西山和成社長)。
手袋製品の前期(18年12月期)を振り返ると、堅調に推移した。堅調となった要因について、同社は「家庭用、作業用手袋でドラッグストアやホームセンターの新しい販路開拓ができたこと、業務用ではニトリル製の極薄手袋(使い切り)が伸びたことも売上を後押しした」と捉えている。
分野別にみると、家庭用手袋は、安価な商品と付加価値の高い商品に売れ筋が2極化している。同社は樹から生まれた手袋シリーズの「プリティーネ」を中心に手袋に付加価値を求めるユーザー向けに訴求している。プリティーネは販売が着実に伸長しており、「今後の販売も期待している。」(同社)。
プリティーネは、袖口を絞った形状のため手袋がズレ落ちにくく