昭和ホールディングスの19年3月期連結決算は、売上高が150億1877万円で前期比13・4%増、営業利益は9億6835万円で同39・5%減、経常利益は5億1884万円(前期は40億1329万円の損失)、当期純利益は3億1166万円の損失(前期は34億2757万円の損失)となった。
ゴム事業の売上増と食品事業が連結に加わったことが増収に貢献したが、日本での既存事業が利益を圧迫した。円高基調や新興国の通貨安も売上や利益を圧迫した。
セグメントのうち、ゴム事業は、売上高が16億6453万円で同10・2%増、セグメント利益は7396万円の損失(前期は1億7593万円の損失)。日本国内は、機械設備向けのゴム部品部門は低調な状況だったほか、ゴムライニング防食施工の受注が増加した。マレーシアとタイでは、売り上げが低調で利益を圧迫した。
20年3月期の通期予想は、公表していない。
2019年05月16日