取材メモ ユニホーム投票で自覚向上

2019年06月17日

ゴムタイムス社

 無事故1万2600日を超える下関工場などキャボットグループの安全の中核を担う工場を構えながら、これまで自社独自のユニホームがなかったというキャボットジャパン。
 同社では、新ユニホーム作成にあたり、自分たちの会社だという自覚を持ってもらおうと、従業員がユニホームを自分たちで決める投票を行った。
 デザインの試作や、色や手触りのプレゼンを繰り返し、投票を行って、同社のカラーであるオレンジ色のラインがまぶしい、機能性も備えた新ユニホームが決定し、昨年5月から着用を始めた。

同社の新ユニホーム

 従業員からは「自分が投票したデザインに決定して嬉しかった」、「キャボット・カラーが入っているので、袖を通すたびに気が引き締まる」などの声が聞かれたという。
 この試みに、ユニホーム製造会社は、ユニホームはトップダウンで決める会社が多いため当初は困惑したそうだが、従業員のこだわりに応え、積極的に協力。完成品は、製造会社のパンフレットに紹介されるほどの出来栄えになった。

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