三菱ケミカルがICT、IoT、AIなどの技術を活用したイノベーションを加速させている。
カーボンブラックのプラントでも、今年度から試験的な取り組みを始める。これまで経験や勘、目視に頼っていた品質をコントロールするための操業管理に、AIやIoTによる機械学習を取り入れ、まずはデータの蓄積を始め、検証を進めることにしている。
炭素部門炭素本部カーボンゴム事業部の津田昌生事業部長は、「品質を左右するファクターは、数多くある。原料を投入して燃焼させるという工程は、一見簡単に見えるが、その中の微妙な調整が数々あり、それが少しずれることによりどのような
2019年06月17日