東部ゴム商組は5月23日、東京都中央区のホテルモントレ銀座で第41回通常総会を開催した。組合員197人のうち169人(本人53人、委任状116人)が出席した。
総会は加藤暢利常任理事(日加商工)の司会で始まり、議案審議に先立ちあいさつした山上茂久理事長(ヤマカミ)は、「40周年記念事業に際しては、皆様のご協力で無事に各事業を盛会のうちに終えることができた」と謝辞を述べた。
続いて、新發田和敏常任理事(シバタ)が議長に選任され、議案審議に移り、18年度の決算、19年度の事業計画と予算などが原案通り可決承認された。
続いて、任期満了に伴い役員改選について審議が行われ、山上理事長と永田嘉男副理事長(平和ゴム商工)が再任されたほか、塩谷信雄氏(バン工業用品)が副理事に就任することが承認された。
さらに、新理事に永徳文彦氏(ブリヂストン化工品ジャパン)、川口亮氏(ドゥ・ヤマモト)、齋藤邦彦氏(ナンシン)、本田裕治氏(バンドー・I・C・S)、山口雄次氏(茅原ベルト)、若松良太氏(大成興業)の6人が就任したほか、新任の監事として、小杉茂夫氏(ミトヨ)、南明則氏(コクゴ)が選任された。
再任された山上理事長は、「当組合については、諸先輩方が築いてきた実績と伝統を継承しながらも、時代の変化に対応した組合運営をしていかなければならないと認識している。大役をお受けした以上は、役員一同、微力ではあるが、鋭意努力していく所存だ。今後とも倍旧のご支援、ご協力をお願いしたい」とあいさつした。
これに続き、長年にわたり理事などを務め、このほど退任する齋藤信房氏(ナンシン)、金野光都氏(金野産業)、山本勲氏(ドゥ・ヤマモト)、曽部泰夫氏(曽部ゴム)、若松文雄氏(大成興業)、荒木孝氏(東日本バンドー)、白坂富美夫氏(ブリヂストン化工品ジャパン)の7人への表彰が行われた。
なお、18年度の組合員数は前期比4社減(加入0社、脱退4社)の198社、賛助会員数は同1社減(加入1社、脱退2社)の59社で、正会員と賛助会員合計は同5社減(加入1社、脱退6社)の257社となっている。
19年度の事業計画では、事業委員会が、ベルトホース部会、工業用品部会の活動により、業界の改善発達に資することが確認された。このうち、ベルトホース部会では、部会員企業における四半期ごとの景況感調査とその分析、「第6回ベルト・ホース流通動態調査」の実施並びに業界への公表、関連工業会との交流、見学会と研修会の開催などを計画。工業用品部会では、部会員企業における四半期ごとの景況観測調査とその分析、見学会・研修会および商工懇談会の開催、「第4回工業用品流通動態調査」の実施並びに業界への公表などを計画している。
総会終了後、場所を移し懇親パーティが開催され、組合員はより親睦を深めた。
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