「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」が5月22~24日、横浜市みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された。同展は、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。ゴム関連企業も多数出展した。
◆住友理工
住友電工、住友電装と共同でブースを構えた同社は、運転手の心拍や呼吸、体の動き検知を目指す、DMS(ドライバモニタリングシステム)を始め、開発品としてステアリング(ハンドル)を握っているかどうかを感知する「ステアリングタッチセンサー」と乗車時に肘や腕を置くための「アームレスト」の高機能化製品を初出展した。ブースでは、これら自動運転対応製品を紹介することで、自動運転への未来を見据えた取り組みをPRしていた。
◆日本ゼオン
透明軟質シクロオレフィンポリマー「L―3PS」と同製品をシート状にした「LSシート」に絞って出品した。
LSシートは、優れた低吸水性や耐久性などが特長。同製品をガラスの間に入れることで従来製品に比べ軽量にもかかわらず、高い耐衝撃性や剛性を持つ。特に剛性は、従来品に比べ4~5倍を保持することから、ユーザーからの問い合わせも徐々に増えているという。
同製品は、本年度中の発売を予定しており、