合成ゴム工業会がこのほどまとめた2019年1~3月の合成ゴム品種別生産実績によると、合計生産量は34万9700tで前年同期比2・1%増となった。タイヤを中心とする自動車関連用途の需要旺盛を背景に、SBRやBRの生産量は伸長している。
品種別生産量を見ると、タイヤ向けを中心とする汎用のSBRは12万3751tで同2・6%増、同じく汎用のBRは7万9603tで同1・5%増となった。
SBRのうち、SBRソリッドは9万5545tで同7・3%増、SBRノンオイルは5万8746tで同19・8%増、SBRオイルは3万6799tで同8・0%減、SBRラテックスは2万8206tで同10・7%減となった。
BRは7万9603tで同1・5%増、NBRは2万8028tで同4・2%増、CRは3万4264tで同1・3%減、EPTは6万1365tで同1・6%減となっている。
BRはエコタイヤ向けや靴底向けを中心に需要が拡大し、国内最大手の宇
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