デンカは5月29日、高機能フッ素樹脂フィルム「テフカ」について、国内の建築構造膜用途への展開を拡大する方針を発表した。同日開催したメディア向けの懇談会で、生活環境・プロダクツ部門の大須賀仁一執行役員が明らかにした。
テフカは、同社が持つフッ素系フィルムの製膜加工技術を活かして開発した製品で、フレームにはめ込み展張することで屋根材などに使用される。耐候性、難燃性、加工性などに優れるほか、ガラス並みの高い透明性と光透過性を有し、太陽光を取り入れ明るく開放的な空間を提供することが可能となる。
大須賀執行役員は、