三井化学は5月31日、半導体露光機のグローバルトップメーカーであるオランダのASML社と、EUV対応ペリクル事業の独占ライセンス契約を締結したと発表した。同日開催の経営概況説明会で淡輪敏社長が明らかにした。
これにより、EUVペリクルの生産権と生産販売権を取得し、同社は山口県の岩国大竹工場内に生産設備を新設し、2020年第2四半期の完工、2021年の営業運転開始を目指す。
淡輪社長は、「当面、当社が独占的にEUVペリクルを供給することとなる」と述べ、先端領域でのペリクルのトップメーカーを目指すことを説明した。
同社は、半導体の製造において
2019年06月03日