全日本履物団体協議会は6月5日、東京・上野精養軒で第42回通常総会を開催した。
総会には、同協議会に加盟する7団体の代表者と来賓らが出席した。
開会に先立ちあいさつした西井英正会長(日本ゴム履物協会会長)は、国内経済の近況に触れ、「我々に一番関わる個人消費は不透明になってきている」と述べた上で、履物業界について「スニーカーは堅調に推移しているが、それ以外の品種についてはまだら模様で、紳士靴、婦人靴は堅調ではない」と現状を紹介した。そして、「業界全体で手を取り合って、不透明な中、業界が盛り上がっていけるように、有意義な意見交換をできればと考えている」と協調を呼びかけた。
総会では、18年度の事業報告と決算、19年度の事業計画と予算を審議し、原案通り承認された。
事業報告では、昨年9月にはタイ・バンコクで開かれた第37回国際履物会議に、今年5月には