ゴムロール特集 明和ゴム工業 厳しい品質要求に応えた製品を提供 工業用ロールは新分野の開拓も加速

2019年06月17日

ゴムタイムス社

 明和ゴム工業(東京都大田区、坪井栄一郎社長)の19年度9月期上期業績はほぼ前年並みで推移している。

豊富なラインナップを誇る明和ゴム工業の各種ローラ

豊富なラインナップを誇る明和ゴム工業の各種ローラ

 印刷用ロール全体は横ばいとなっている。分野別では、UV印刷向けは引き続き好調、段ボール印刷向けも順調。UV印刷向けが好調な理由は、ゴムロール「UVゼスト」と樹脂ロール「UVサミットⅡ」のゴム・樹脂の両素材を持っているためで、「ユーザーの使用条件に応じたご提案を行い、拡販を図っている」(同社)。

 一方、フィルム用が中心の工業用ロールは若干上回った。フィルム用ではシリコーンロールの「シリック」シリーズや、白色導電性ゴムロールの「ホワイト・エレコン」などエレコンシリーズも堅調だった。

 また、シワ抑制ロールでは、「コンポジヘリカルロール」の引き合いが順調に増

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