弊紙はこのほど、各国の最新のゴム事情を紹介した「世界のゴム事情第4版」を発売しました。
著者の加藤進一氏が代表を務める加藤事務所は、世界19か国のゴム原材料、タイヤ、ゴム会社との取引があります。また、加藤氏自らも年間20回以上海外に出張する傍ら、世界各国のゴム産業を視察し、詳細な分析を行うなど、世界各国のゴム産業に精通する第一人者です。
近年、日本のタイヤ・ゴム会社はすでに世界で500ヵ所以上の拠点を持ち、1000人以上の日本人が世界各国で活躍している他、各国の日系タイヤ、ゴム会社で働く現地従業員を含めるとその数は25万人を超える規模まで増えています。
ゴム産業のグローバル化が進む中、近年は日本と各国間の輸出入だけでなく、タイのゴムコンパウンドを日系のメキシコ工場やブラジル工場が購入する、インドの再生ゴムをアジアの日系工場で使う、中国のゴム薬品をタイ、インドネシアのゴム工場で使用する、そんな取引も増えています。
本書では、各国のゴム産業を取り上げつつ、加藤氏が現地で見聞きした各国のゴム産業の特徴などを紹介。各国ゴム産業の今がわかる本となっています。
◇本書の主な内容◇1.中国の環境規制の現状(前編)◇2.中国の環境規制の現状(後編)◇3.シンガポールのゴム産業(前編)◇4
.シンガポールのゴム産業(後編)◇5.ロシアのゴム産業(前編)◇6.ロシアのゴム産業(後編)◇7.中東のゴム産業(前編)◇8.中東のゴム産業(後編)◇9.カナダのゴム産業(前編)◇10.カナダのゴム産業(前編)
著者/加藤進一加藤事務所代表取締役社長。A5判76ページ/価格:定価1800円(税160円、送料200円)