ブリヂストンは6月18日、東京2020オリンピック・パラリンピックの水泳競技会場「東京アクアティクスセンター」、バレーボールと車いすバスケットボール競技会場「有明アリーナ」に免震ゴムを納入したと発表した。
両施設は、建物(スタンド)と屋根の間に免震ゴムを設置する屋根免震を採用しており、屋根を支える部分の下に免震ゴムを設置することで、屋根に伝わる地震の揺れを低減し、屋根下の建物部分への負担を減らすことができる。これにより、当該施設全体の地震時の安全性の向上に貢献する。
同社は、1984年に同社免震ゴムの提供により日本初の免震建物に寄与して以来、国内のみならず海外を含め6万基以上の免震ゴムを出荷してきた。今日では、歴史的建造物から防災拠点、庁舎、病院、商業施設、集合住宅まで様々な建物に当社の免震ゴムが採用されている。同社は、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、東京2020オリンピック・パラリンピックを同社の技術や商品・サービスで支え、安全・安心な社会づくりに貢献するソリューションを提供していくとしている。