ブリヂストンは6月19日、オーストラリアのアデレードで11日に開催された「2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」のプログラム発表会に出席したと発表した。
ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(以下、BWSC)は、2年に1度オーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレースで、太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と、若手エンジニアの育成を目的として掲げている。
15回目という節目の大会である今年のBWSCは10月13日~20日に開催され、過去最多の24カ国53チームがエントリー。同社は2013年よりタイトルスポンサーとしてBWSCに協賛するとともに、参加する多くのチームに同社の低燃費タイヤ技術を搭載したソーラーカー用タイヤ「エコピア・ウィズ・オロジック」を供給する。
同社は、CSR体系「Our Way to Serve」の中で、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」を3つの重点領域として掲げている。BWSCは、「ソーラーカーの開発への貢献」と「若きエンジニアのサポート」、 「太陽光という新たな動力源を活用することによる環境への貢献」を目的とし、同社の理念を体現できるものと考える。イノベーションと先進技術を通じて、事業と環境保全を両立し、「持続可能な」社会の実現を目指すとともに、 人々がより快適に移動し、生活し、働きそして楽しむことに貢献していくとしている。