GfKジャパンは6月26日、2019年5月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、5月の販売本数は前年同月比17%増、販売金額も同16%増となり、いずれも4ヵ月連続で増加した。
5月の自動車用タイヤ販売は、冬タイヤから夏タイヤへの履き替え需要が落ち着いたことにより前月の販売本数を下回ったものの、前年比ではプラス成長となっており、販売は好調となっている。
サイズ別の販売動向を見ると、最も販売数量の多い軽自動車向けの155/65/14が本数前年比37%増と大きく伸長した。また、軽トールワゴンの上級グレードなどに装着される165/55/15は、同サイズを採用する自動車が増えていることもあり同47%増に達した。
タイヤ全体の税抜き平均価格は前年同月を1%下回る8700円となっている。