ブリヂストンは6月27日、ESG投資の代表的な株価指数である「ユーロネクストVigeoワールド120インデックス」の構成銘柄に初めて選定されたと発表した。
同インデックスは、欧州で多数の証券取引所等を運営するユーロネクスト社(オランダ)と、ESG調査会社であるVigeo Eiris社(フランス、イギリス)が開発した株価指数で、欧州、北米、アジア太平洋地域の大手企業1500社の中から選定された、「環境」「社会」「ガバナンス」に優れた企業上位120社で構成されている。
同社グループは、昨年2月に「グローバルサステナブル調達ポリシー」を策定し、長期的に環境、社会、経済をより良くするための調達活動に取り組んでいる。また、同年5月に策定した「グローバル人権方針」に基づき、基本的人権を尊重し適正な労働環境の整備を推進している。加えて、バス乗降時のバリアフリー化に貢献する、バス停バリアレス縁石と、縁石に対応するバリアレスコンセプトタイヤの開発を進めるなど、社会課題解決に向けた取り組みを推進している。
今回の選定では、このような持続可能な社会の実現に貢献する取り組みが高く評価されたものと見られる。