TOYO TIREは6月28日、同社グループの2018年度におけるCSR活動等をまとめた報告書「CSRリポート2019」を発行したと発表した。
同リポートでは、グローバルにモビリティ社会への貢献を目指す同社グループのSDGsについて説明するとともに、機会創出のための技術革新やリスク回避のためのグローバル方針整備など、サステナビリティに向けた各組織の活動を紹介している。
同リポートは、①事業インパクト、②トップメッセージ、③CSR方針、④バリューチェーンとSDGs、⑤CSR活動報告の5部から成り、このうち「バリューチェーンとSDGs」では、同社グループのバリューチェーン上で、将来の事業成長と外部環境として想定される事象から考えられるリスクと機会を重点テーマごとに説明し、同社グループのSDGsとの関係性を示している。
同社グループは、2018年度の各サステナビリティ推進WGでの活動を通じ、気候変動影響に関連する機会やリスクの整理、人権・労働および腐敗行為防止に関するグローバル方針の策定、CSR調達ガイドラインの改定(天然ゴムの持続可能な調達のための方針の策定)などを行ったほか、これらと並行して「TOYO TIREのSDGs」の検討を進め、SDGsについて14のゴールを策定し、今年3月に公表している。