横浜ゴムは7月1日、米国のタイヤ販売子会社であるヨコハマタイヤコーポレーション(YTC)が、スバルの米国生産子会社であるスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)より、サプライヤーアワードの「エクセレント・パフォーマンス・アワード」を受賞したと発表した。
SIAが生産する「インプレッサ」向けの新車装着用タイヤ「エイビッドS34P」の供給において、SIAが求める安全性、品質、コスト、納期における目標を達成したことが評価された。
エイビッドS34Pは、北米市場で販売している乗用車用タイヤ「エイビッド」に、同社のグローバルタイヤブランド「ブルーアース」の基盤設計や材料技術を採用して開発された。突然の降雪への対応も想定して開発しており、タイヤサイドには「マッド+スノー(M+S)」が打刻されている。加えて、優れた走行性能と安全性能を実現しながら低燃費性能も高めている。
YTCは横浜ゴム初の北米におけるタイヤ生産販売拠点として1969年に設立され、今年50周年を迎える。現在は販売子会社として乗用車用タイヤ、小型トラック用タイヤ、トラック・バス用タイヤ、建設車両・産業車両用タイヤなどを販売している。