TOYO TIREがタイヤ新技術発表 AI融合し開発期間短縮へ

2019年07月18日

ゴムタイムス社

 TOYO TIREは7月9日、AIを融合し進化した新しいタイヤ設計基盤技術「TーMODE(ティーモード)」を発表し、その技術説明会を都内で開催した。同説明会では、同社の守屋学執行役員・技術開発本部長と大石克敏技術開発本部・先行技術開発部長が出席した。

 TーMODEは、スーパーコンピューターを用いたシミュレーション技術を統合した従来の「Tーmode」とAI技術を用いた設計支援技術を、SPDM(Simulation Process and Data Management)でつなぎ合わせたタイヤ設計基盤技術。同技術とは、タイヤの形状やトレッドパターンなど構造設計に関する技術であり、すでにTーMODEの前身となる「T-mode」は2000年に確立し、長年活用されてきた。

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