住友ゴム工業は7月10日、子会社であるスポーツサーフェスが販売、施工するテニス用ハードコート「デコターフ」が、東京都江東区にある有明テニスの森公園で採用されることが決定し、5月20日からセンターコートである「有明コロシアム」への施工が始まったと発表した。同公園での同製品の採用は、初採用の2011年以来2回目。
今回採用されたのは、テニスコート28面の約2万8000㎡で、2020年3月に工事が完了する予定となっている。
デコターフは、40年以上にわたり、世界テニス4大大会の1つである全米オープン会場に採用されているハードコートで、多くの国際的な大会会場に採用されている。日本でも国体会場などでの採用が続いており、その実績が評価されて今回の採用となった。
同社は、今後もダンロップブランドで展開しているテニス用品の販売やスクール運営、競技施設の整備などを通じ、総合的なテニス競技環境に貢献することにしている。