住友理工は7月10日、ポートメッセ名古屋で17日から開催される「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に住友電気工業、住友電装と3社共同で出展すると発表した。
ブースでは、5月に開催した「人とくるまのテクノロジー展2019横浜」で初披露した「ステアリングタッチセンサー」「高機能アームレスト」のほか、「ハプティクスインターフェース」「ドライバーモニタリングシステム」(いずれも開発品)を出展する。
ステアリングタッチセンサーは、柔軟で電気を通す特殊なゴム材料で作ったスマートラバー(SR)センサをステアリングに内蔵。ドライバーがステアリングを両手で触れていることを検知します。これによって、自動運転から手動運転への切り替えが可能であることを判断できる。
高機能アームレストは、常に手元にあるアームレストの高機能化を目指し、従来のアームレストと、USBポートやスイッチ、タッチパネルなど電子機器の一体化を実現しました。今回の展示では、USBポートとスマートラバー(SR)・アクチュエータースイッチを一体成型している。
さらに、同展示会では、運転手の心拍や呼吸、体の動きの検知を目指す「ドライバーモニタリングシステム」の体験や、高機能アームレストにも活用されている技術「ハプティクス(触覚)インターフェース」の展示など、未来のクルマ社会を見据えた取り組みを紹介する。