アジア最大級「食の技術」の総合トレードショー「FOOMA JAPAN2019」(日本食品機械工業会)が7月9日から12日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された。42回目を迎えた今回は「食の技術ニッポン力。」をテーマに688社が集結。ゴム・樹脂関連企業では、ベルトメーカーなどがブースを構え、新製品・新技術を中心に訴求した。
◆NOK
食品機械用搬送ベルトの新製品「アイアンラバーブルーベルト」や食品・飲料機械用の「へルールガスケット」、水用Oリング「WEXシリーズ」などを紹介した。
アイアンラバーブルーベルトは、食品にない青色を採用し、異物の識別をしやすくした他、ベルト本体も長さやプロフィル融着、切削加工などが可能なため、食品業界が求める様々なニーズに対応できる。ブースではこれら特徴を訴え、新しい顧客の開拓をしていく方針だという。
◆バンドー化学
軽搬送用ベルトの新製品「ミスターウルトラミラー」「ミスタースパイク」「ミスタークライマー」をPRした。ミスターウルトラミラーは、ベルト表面にフッ素樹脂フィルムを貼り付けた非付着性に優れたベルト。搬送物は炊き立ての米飯やお餅はもちろん、精肉など清潔さを求める