横浜ゴムは7月16日、低床バス専用リブラグタイヤ「507U」を7月16日より発売開始したと発表した。発売サイズは275/70R22・5 148/145Jの1サイズで、価格はオープンプライス。
「507U」はバス停で導入の動きが広まっているバリアフリー縁石への対応とリトレッド(更生)性の向上を目指して開発された。タイヤのサイドウォールには、バス専用タイヤであることを示す「for BUS USE」マークが打刻されている。
バリアフリー縁石への対応では、縁石に接触する機会の多いタイヤショルダー部のゴムを厚くすることで、接触時の耐久性を確保した。リトレッド性の向上では、リム脱着時の破損を防止するためビード形状の見直しを行い、トレッドのセンターの溝に「新ストーンイジェクター」を採用している。「新ストーンイジェクター」は、溝底の体積を溝表面より小さくしたことで石が溝底まで入り込むのを防ぎ、タイヤベルトの損傷を抑制する。
さらに、耐摩耗性能も高めているほか、「MY777」で好評を得ていた低燃費性能、静粛性能、ウェット制動性能などは同等レベルとしている。