ゴム・プラスチックの技術専門誌
『ポリマーTECH』は、年4回の季刊発行で、業界専門紙が持つネットワークを活かしたテーマ別の特集をはじめ、技術者インタビュー、活躍する理系女子、最新技術・製品の紹介、ゴム・プラスチック業界に従事する方に役立つコラムなど、ゴム・プラスチックの業界の変化を捉えた情報をお届けいたします。
ゴム・プラスチックの技術開発に携わる方ばかりでなく、販売や営業に携わる皆様が最新の技術動向への理解を深めるための一冊としてもご活用いただける技術雑誌となっております。
ゴム・プラスチック業界の発展に向け、新しい取り組みのヒントになる情報を発信してまいります。
- 判型:B5判96頁
- 価格:本体2800円+税
- 送料:350円+税
- 定期購読:価格11000円(年4回発行)+税
※送料は4回分の送料(200円+税×4回)が別途かかります。 - 発売日:2019年8月
- 著者:ゴムタイムス社編
- ISBN:978-4-908565-11-3
特集1:次世代に向けた接着・接合技術と最近の動向
マルチマテリアル化対応の異種材料接着技術
エーピーエスリサーチ 若林一民
接合部の応力緩和を目的にした金属とゴムの接着、構造強度を落とすことなく構造体全体の軽量化が求められている。ここでは金属とゴムの接着、金属とプラスチックの接着に限定して、最新接着技術動向を紹介する。
2液可変混合・高強度ウレタン系接着剤
横浜ゴム㈱ 木村和資
現在、構造用接着剤としては主にエポキシ系接着剤とウレタン系接着剤が適宜用いられている。エポキシ系接着剤の強度と、ウレタン系接着剤の伸びの両方を具備した性状の構造用接着剤がウレタン系で可能かどうかを検証した。
変成シリコーン樹脂系構造用接着剤による異種材接着
セメダイン㈱ 橋向秀治
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「革新的構造材料等研究開発」に参画し、異材接合のできる低温硬化型2液形MS系構造用接着剤の開発などについて解説した。
ゴムと樹脂の化学結合による直接接着技術
㈱中野製作所 中山義一
製造技術を確立した、接着が難しいと言われているEPDMやシリコーンなどゴムとナイロン・PPEなどの樹脂を、化学結合により直接強固に接着させる技術『ラジカロックR』について述べる。
接着でもなく溶着でもない異材樹脂接合技術「AKI-Lock」
ポリプラスチックス㈱ 見置高士
AKI-Lockというこれまでに無い斬新な異材接合技術を開発した。材料の制約も少なく、様々な異材の組合せで強固な接合が可能であるAKI-Lockの技術内容と接合事例等を紹介する。
マルチマテリアル化のキイテクノロジー「接合技術」
安田ポリマーリサーチ研究所 安田武夫
異種材料の接合による金属とプラスチックとのマルチマテリアル化等による軽量化が注目されている。接合技術の最近の技術開発動向を事例を通じて、解説する。
特集2 材料開発・品質改善のためのゴム・エラストマー分析
ゴム・エラストマーの技術と分析
元住友ゴム工業㈱、 博士(工学)土肥英彦
Interview
活躍するリケジョ:
TOYO TIRE㈱ 中央研究所 第一研究部 分析グループ長 吉川宏美
技術・開発者インタビュー ポリマーの未来を支える挑戦者たち:
㈱イノアックコーポレーション 材料事業本部 ゴム・エラストマー事業部・生産技術部長 水島清晴、G技術本部・材料技術部 川治信介
展示会レポート
人とくるまのテクノロジー展 2019 横浜(自動車技術展)など
旭化成/日本ゼオン/クラレ/三井化学/三菱ケミカルホールディングスグループ/信越化学工業/住友化学/デュポン/リケンテクノス/住友理工/NOK/コンチネンタル/ニッタ/東拓工業/ホッティーポリマー/TPRグループ/レオ・ラボ/不二ラテックス/東商ゴム工業
連載
ポリマーの接着と分析講座 No.2
ジャパン・リサーチ・ラボ 奥村治樹
現場に役立つゴムの試験機入門講座 第2回
蓮見-RCT 蓮見正武
実用的ポリマー英語 表現講座 No.2
ゴム薬品コンサルタント 太智重光
エッセイ
ゴムコンサルタントの中国滞在日記 第2回
ゴムコンサルタント 宮本政義
製品紹介 Vol.2
「ラボプラストミル、全自動引張試験機など」─㈱東洋精機製作所─
最新レポート
「T-MODE(ティーモード)」─TOYO TIRE㈱─
展示会・イベント案内/セミナー情報/次号予告
ポリマーTECH Vol.2
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