35%が5年以内に購入 GfKがホイール意識調査

2019年07月31日

ゴムタイムス社

 GfKジャパンは7月29日、全国のドライバー約1万8600人に、タイヤホイールについての意識調査を実施し、結果を発表した。

 この調査は、昨年7月30日~8月12日の計14日間にわたってインターネットで行われた。

 まず、タイヤホイールの購入経験については、「過去に購入経験がある」と回答したのは62%で、このうち「5年以内に購入した」と回答したのは35%となった。

 5年以内のホイール購入経験者の購入のきっかけは、「冬タイヤを購入したから」(43%)、「自動車購入と合わせて」(20%)、「新しく夏タイヤ(オールシーズンタイヤ含む)を購入したから」(17%)の順で多かった 。購入した際に重視した点は、55%が「価格」と回答した。

 なお、タイヤや車との同時購入以外では、12%が「自動車の見た目を変えたかった」と回答した。この傾向は、夏タイヤ用ホイールの購入者で顕著で、購入時の重視点として「価格」 (46%)と並び「デザイン」 (43%) 、「車に似合うこと」 (38%)が多く挙げられた。一方で、冬タイヤ用ホイール購入者では、「価格」を重視した割合が66%となった。

 購入時にホイールのサイズを上げるインチアップを行ったかを聞いたところ、5年以内のホイール購入経験者のうち20%が「行った」と回答した。夏タイヤ用ホイール購入者に絞ると、インチアップを行ったドライバーは33%に達した。

 また、5年以内にホイールを購入した人に購入経路を聞いたところ、店頭購入が75%、インターネット購入が25%となった。「夏タイヤ用のホイールにこだわりがある」と回答したドライバーでは、店頭69%、インターネット31%と、インターネットの割合がやや高かった。参考とした情報源は、「ホイールメーカーのホームページ」や「ホイールメーカーのカタログ・パンフレット」の比率が全体より高く、「店員の勧め」が低かったことから、夏タイヤ用ホイールにこだわりを持つドライバーは、自発的に情報を収集する傾向が見られた。一方、「夏・冬タイヤのホイールにこだわりはない」と回答したドライバーの購買経路は店頭83%、インターネット17%と、店頭の割合が高かった。

 さらに、購入場所別にその店舗で購入した理由を聞いたところ、カーディーラーでは「そのお店で車を買ったから」が56%と最多。カー用品店とインターネットはいずれも、最も多く挙がった回答が「タイヤ・ホイールセットの価格が安かったから」で、それぞれ37%、44%だった。ただし、2位以下の回答では、カー用品店では「いつも使っているお店だから」「自宅から近かったから」という回答が続いたのに対し、インターネットでは「送料が無料だったから」と、価格面が重視される結果となった。

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