バルカーの2020年3月期第1四半期決算は、売上高が126億1900万円で前年同期比4・7%減、営業利益が15億4300万円で同11・4%減、経常利益が15億4400万円で同14・3%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億9100万円で同14・4%減となった。
シール製品事業は、先端産業市場・機器市場並びにプラント市場の各市場に向けた販売がそれぞれ減少し、売上高は84億5100万円で同5・8%減、セグメント利益は11億9800万円で同20・4%減となった。
機能樹脂製品事業は、先端産業市場・機器市場向け販売が減少し、売上高は33億4000万円で同4・9%減となったが、生産性改善などによりセグメント利益は2億900万円で同38・0%増となった。
その他事業については、シリコンウエハーリサイクル事業の受託量拡大により、売上高は8億2700万円で同8・7%増、セグメント利益は1億3400万円で同59・4%増となった。
通期の連結業績予想は、直近の予想から修正はなく、売上高が500億円で前期比2・4%減、営業利益が46億円で同18・0%減、経常利益が47億円で同18・8%減、親会社株式に帰属する純利益が33億円で同19・3%減を見込んでいる。