東ソーは14日、南陽事業所第二塩ビモノマー製造設備の火災事故について第二報を発表した。
発表によると、14日午後7時現在で判明している事故内容は以下の通り。
発生経緯は11月13日6時頃オキシ工程制御弁補修のため、製造設備を停止し液処理開始、 15時24分頃爆発、火災発生、14日15時30分消防による鎮火宣言となっている。
被害状況としては、同社従業員1名死亡、物的被害は現在確認中。
近隣への影響では爆発時に塩化水素ガスが発生されたと考えられたことから、念のため周南市、下松市(山口県)の住民に対して、部屋の窓を閉めて、屋内に待機するよう呼びかけたが、現時点で周南市、下松市並びに敷地境界では問題となるガス濃度の値は検知されておらず、本措置を解除した。
製品供給への影響、発生原因は現在確認中。 業績への影響も現在調査中としているが、業績への重大な影響が見込まれる場合には、別途開示するとしている。