開発支援の新拠点を開設 BASFが横浜市に

2019年08月05日

ゴムタイムス社

 BASFは8月1日、顧客のアイデアを創造的なソリューションへと変換する拠点となる「クリエーションセンター」を横浜市に開設し、報道陣に公開した。

開設されたクリエーションセンター

 同社が同センターを開設するのは、ドイツ、インドに続き3ヵ所目で、サンプル製造や各種試験の機能を備える同社の横浜イノベーションセンター内に設けられた。

 同センターは、同社の素材サンプルや採用例の見本が一堂に陳列され、顧客が新製品や既存製品改良のアイデアを発見し、理解し、創造するためのリソースを提供する。

 旧来の同社のデザインファブリーク東京の機能を進化させ、サンプルに貼付されたNFCタグを読み込んでタブレットやプロジェクターで製品情報を参照したり、同様にQRコードから採用例のイメージを閲覧したりすることが可能になった。

 開設に当たり、同社アジア太平洋地域クリエーションセンター・リーダーのアレクサンドル・ドレイヤー氏は、「当センターは、お客さまに当社の素材に触れて理解していただき、未来の用途や製品を協業で作ることを目指している」と述べた。

 続いて、BASFジャパン・パフォーマンスマテリアルズ事業部の山本勇執行役員事業部長は、

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