住友ゴム工業は8月8日、6月に販売開始した日産自動車の「ニッサンGT―R2020年モデル」の新車装着用タイヤとして、ダンロップの高性能ランフラットタイヤ「SPスポーツ・マックスGT600DSST・CTT」の納入を開始したと発表した。
このタイヤは、スーパースポーツカーであるニッサンGT―Rの性能を最大限に発揮させるタイヤとして開発された。最先端のランフラットタイヤ技術を投入し、高いスポーツ性能を誇るタイヤとして、2011年モデル以降全ての年次モデルに装着されており、ニッサンGT―Rの開発を足元から支えている。
ニッサンGT―R2020年モデルは、妥協することなく「速さの質」を追求し、加速やハンドリングにこれまでに培ってきたレーステクノロジーを惜しみなく投入することで、さらなる深化を遂げている。また、「ニッサンGT―R50thアニバーサリー」は、GT―Rの生誕50周年を記念し、2020年モデルのプレミアム・エディションをベースに、日本グランプリシリーズで活躍したGT―Rレーシングカーのエクステリアをモチーフとした、ツートンカラーの外観色を象徴的に取り入れたモデルとなっている。今回これらの車両に装着されるタイヤは、前モデル用に引き続き、全ての速度域において高い路面追従性、走行時の安定感を発揮するとともに、上質な乗り心地を追及している。
また、「ニッサンGT―R・NISMO2020年モデル」は、レースの厳しい環境で磨き抜かれた技術を応用したことで、より研ぎ澄まされた性能を実現している。このモデルに装着されるタイヤは、専用開発を行い、新開発のハイグリップゴムを採用するとともに、前モデル用のフロントタイヤからトレッドパターンを変更し、走行中の接地面積を最大化することでコーナリング性能を向上させている。