独ランクセスは8月9日、ドイツ・デュッセルドルフで10月16日から10月23日まで開催される、世界最大の国際プラスチック・ゴム産業展「K2019」に出展すると発表した。
同社の展示ブースでは、11ビジネスユニットのうち、6ビジネスユニット(ハイパフォーマンスマテリアルズ、ウレタンシステムズ、ポリマーアディティブス、ラインケミー、無機顔料、アドバンスト工業化学品)が出展し、主に新しいモビリティ、都市化、デジタル化をテーマに展示を行う。
ハイパフォーマンスマテリアルズ(HPM)ビジネスユニットは、e―モビリティに関連する幅広い新製品を展示する。
ウレタンシステムズ(URE)ビジネスユニットでは、低遊離(LF)技術に焦点を当てて展示する他、ポリマーアディティブス(PLA)ビジネスユニットは、硬質ポリイソシアヌレート(PIR)フォーム用の2種類の難燃剤を展示する。
ラインケミー(RCH)ビジネスユニットは、ワッシャーやシールなどの耐熱性、耐久性、耐摩耗性を備えたシリコーン製品のような高性能ゴム製品を製造するための新たなアラミド繊維強化マスターバッチを「レノグラン®P91―40」シリーズから展示する。
無機顔料(IPG)ビジネスユニットは、太陽光の赤外線部分を従来の黒色顔料よりも20%効果的に反射する黒色顔料を展示。同顔料はプラスチック製の屋根やファサードに使用することで、建物内の温度を下げる用途として期待される。