住友理工は8月9日、「救命処置体験フェア・イン・テラスウォーク一宮店」を愛知県一宮市で9月14日に開催すると発表した。
このフェアは、同社グループの社会貢献活動の一環として、同社製品である胸骨圧迫訓練評価システム「しんのすけくん」を活用し、救命処置の必要性や心臓マッサージの方法について楽しみながら学び、体験できるイベントとなる。
しんのすけくんは、人形の胸部に取り付けるシート型の圧力検知センサーで、その上から胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行うことで、心臓マッサージの質や精度を可視化できる製品となっている。圧迫位置や深さ、リズムなどを測定して、理想の心臓マッサージと実際のマッサージとのずれを、画面と音声によってアナウンスする。終了後には点数として全体的な評価を見ることができる。そのため、誰でも効果的な心臓マッサージを習得することが可能になる。
当日は、点数を競う「しんのすけくん選手権」を実施。高得点者は数量限定のプレゼントがもらえる。また、一宮市市民活動支援センターの協力の下、市民活動団体による子育て家族向けの防災グッズの紹介や、おんぶ紐の代わりにさらしを使う「さらしおんぶ」の体験会、災害時の断水対策紹介なども実施する予定としている。さらに、昨年好評だったAED講習や一宮市消防本部による救命講習案内などが今年も継続して行われる。