相模ゴム工業の20年3月期第1四半期決算は、売上高は16億6800万円で前年同期比4・2%増、営業利益は2億8700万円で同27・3%減、経常利益は3億4000万円で同9・6%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億4300万円で同5・5%減となった。
ヘルスケア事業は、ポリウレタン製コンドーム・サガミオリジナル0・01(ゼロゼロワン)の売上が伸長したが、サガミオリジナル20周年記念キャンペーンの広告費などの増加があった。その結果、売上高は12億5000万円で同1・0%増、営業利益は3億9200万円で同19・0%減となった。
プラスチック製品事業は、原油・ナフサ価格の動向に予断を許さない状況下、原油価格の高止まりが続いたが、収益の確保に奔走した。以上により、売上高は3億4500万円で同12・5%増、営業利益は1600万円で同14・6%増となった。
その他の事業の入浴・介護サービス等の売上高は7200万円で同31・0%増、営業損失は2500万円(前年同期は営業損失1700万円)となった。
通期の連結業績予想は変更なく、売上高が66億円で前期比5・5%増、営業利益が12億円で同7・0%増、経常利益が11億円で同20・0%増、親会社株主に帰属する純利益が8億円で同44・6%増を見込んでいる。