GfKジャパンは8月20日、2019年7月の自動車タイヤの販売速報を発表した。
それによると、7月の販売本数は前年比20%増、販売金額も同20%増となり、いずれも大きく伸長した。
8月からメーカー各社が出荷価格の引き上げを行い、それにより小売価格も改定されることとなったため、7月の販売はその駆け込み需要の影響を受けたと考えられる。特に夏タイヤと比べて価格の高い冬タイヤの販売本数は、前年同月の4倍超となった。
サイズ別の販売動向を見ると、最も販売本数の多い155/65/14は本数前年比28%増だった。またミニバン・セダン向けに展開されている205/60/16も21%増と好調だった。
タイヤ全体の税抜き平均価格は前年同月から横ばいの9000円となっている。