日本ミシュランタイヤは8月27日、公道も走れるサーキット用スポーツタイヤとして、新たに「ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2R」を9月6日より発売すると発表した。サイズは20インチと21インチの計2サイズで、価格はオープン。
このタイヤは、世界中のさまざまなレースで培われた同社の最新技術を投入し、世界の名だたるスポーツカーメーカーと共同開発された「ミシュラン・パイロット・スポーツ・カップ2」のドライグリップ性能をさらに向上させたスーパースポーツカー専用サーキット向けタイヤとなる。過酷なレースの世界からフィードバックされた技術を採用することで、高いドライグリップ性能を提供する。走る悦びだけにとどまらず、サーキット走行に求められるラップタイムの更新も可能にする。さらにベルベットのような高級感のある手触りを実現する同社独自の金型加工技術「プレミアムタッチ」が、走行性能だけでなく外観からも車のポテンシャルの高さを引き立てる。
このほか、技術面では、モータースポーツ由来の新配合コンパウンドを採用し、高いドライグリップ性能を確保したほか、内部構造の最適化によるさらなるタイヤ剛性の向上と、トレッドパターンの最適化による接地面積の最大化を図っている。