JALのA350に供給 ブリヂストン航空機用タイヤ

2019年08月29日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは8月28日、JALが9月より順次就航するエアバス社の新型旅客機「A350」に航空機用ラジアルタイヤを供給すると発表した。

 A350は、2013年6月に初飛行し、2014年に商業運航を開始したエアバス社の最新鋭の旅客機。JALは9月1日より羽田―福岡路線で「A350」(A350―900型機)の国内初導入を予定している。

 航空機用タイヤは、高い耐久性と軽量化も求められるが、A350向けのタイヤは、技術的に難しいとされている耐久性と軽量化を両立させたラジアル構造「RRR(トリプルアール:Revolutionarily Reinforced Radial)」を採用し、機体の安全性及び低燃費性・経済性の向上に貢献する。

 航空機用タイヤには、新品タイヤだけでなくリトレッドタイヤも使用されており、航空機を構成する多くの部品の中で交換頻度が高い部品のひとつとなっている。 同社グループの航空機用タイヤソリューション事業は、新品タイヤ・リトレッドタイヤといった商品やサービスを組み合わせることにより、顧客の課題解決や事業に貢献することを目指している。 今後も、同社の強みを活かし、航空機メーカーや航空会社と共に、航空機の運航を支える新たな価値の創造を目指すとしている。

 

A350向けラジアルタイヤ

A350向けラジアルタイヤ

 

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