バスクは8月29日、タイヤの空気圧管理でドライブシーンを安全にサポートするTPMS(タイヤ空気圧モニタリング・システム)の新製品「エアセーフAS―CV2」を、8月30日に発売すると発表した。
空気圧不足に起因するタイヤトラブルによる重大事故が後を絶たないが、空気圧計で直接計測するタイヤの空気圧チェックは、車両の日常点検ではつい怠りがちとなる。タイヤ内部のセンサーからのデータを車内で目で見て確認できる「エアセーフ」は、空気圧管理の手間を軽減し、タイヤトラブルを未然に防止するものとなる。
今回の新製品は、クランプインバルブタイプ「AS―CV1」の後継機種となり、従来モデルでは210~360kPaまでだったタイヤ空気圧の監視設定範囲が、レシーバーの改良により100~900kPaまで対応可能となった。
これにより、普通乗用車に加え、標準的空気圧よりも高圧に設定することが多いキャンピングカーや商用車などにも適用可能となった。特に、高まるキャンパー需要と比例してキャンピングカーによる重大なタイヤトラブルの件数が増えており、こうした危険を未然に防ぐことにも貢献する製品となっている。クランプインバルブのため美観も良く、四輪普通乗用車用の15インチ以上のアルミホイールに対応する。