横浜ゴムは9月3日、国際義肢装具協会(ISPO)日本支部の社会貢献活動に賛同し、同支部に協賛金500万円を提供したと発表した。
国際義肢装具協会は、世界保健機関(WHO)など国際的な団体と緊密な関係を持ち、義肢装具サービスの向上と教育の普及・標準化を主な目標のひとつとする、義肢装具・自立支援機器・リハビリテーション工学・医療福祉に関する協会。国際義肢装具協会は10月5日から8日に、国内では30年ぶりとなる「第17回国際義肢装具協会世界大会(ISPO2019)」を兵庫県神戸市で開催する。今年は世界70カ国から医師や義肢装具士、理学療法士、エンジニアなど5000人の参加が見込まれている。
同社は、10月6日にISPO2019の神戸開催を記念し、神戸コンベンションセンターで併設開催される兵庫県主催の「ひょうごパラスポーツフェスティバル」にも出展する。
同イベントでは、パラスポーツに関する市民の理解を深めるイベント。ISPO2019を盛り上げるとともに、パラスポーツの紹介や体験イベント、パラスポーツ用品の展示などが行われる。
同社は、2018年2月に策定した中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」において各事業の成長戦略を通じた経営基盤の強化を掲げている。CSR活動では「未来への思いやり」をスローガンに「地球環境」「地域社会」「取引先」など6つのステークホルダーごとに事業活動を通じた社会貢献を推進している。