日本ミシュランタイヤは9月20日、トラック・バス用のオールシーズンタイヤ「ミシュランXマルチグリップZ」を11月から販売すると発表した。
このタイヤは、大型車の中・長距離車両向けに開発されたタイヤで、深溝による長寿命化、全天候に対応しオールシーズン使用可能、摩耗末期までグリップ性能維持、耐偏摩耗性などの特徴があり、運送事業者の生産性を最大化する。
長寿命化については、深溝によりロングライフを実現し、ランニングコストが下がり、コスト削減に貢献する。
オールシーズンでの使用ついては、新品時から摩耗末期まで最適化されたパターンデザインが高いグリップ性能を確保し、ウエットでも浅雪路面でも高いグリップ力を発揮するため、全天候で、安全性が維持される。
偏摩耗の抑制については、インフィニコイル採用により接地面が最適化され、偏摩耗を抑制し、タイヤのローテション回数低減が作業時間の短縮につながり、生産性が向上する。
また、ケーシング耐久性の向上については、インフィニコイルがトレッド部への損傷を防ぎ、タイヤ故障の低減につながる。リトレッドタイヤへの再生率も向上する。
なお、サイズは11R22・5、価格はオープン。