ユニットバス事業を譲渡 ブリヂストンが契約締結

2019年09月24日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは9月20日、ユニットバス事業をアスパラントグループが運営するAG2号b投資事業有限責任組合(アスパラント)へ譲渡することを決定し、9月6日に株式取得契約を締結したと発表した。なお、財務的詳細は非開示。

 ブリヂストングループは、1990年に同事業へ本格参入して以降、主に国内で集合住宅用ユニットバスを製造・販売し、FRPを使用したユニットバスは手入れが簡単で清潔感があるとして好評を得ていた。しかし、同社は、事業ポートフォリオやリソース配分の最適化を戦略的に進める中で、同事業を譲渡することを決定した。

 新たに同社100%出資の子会社3社(持株会社の下に販売会社・製造会社)を設立し、ブリヂストン化工品ジャパンの同事業を新販売会社に、ブリヂストンEMKの同事業を新製造会社に吸収分割で承継させる。その後、アスパラントは新持株会社の普通株式を、第三者割当による新株発行の手法により新持株会社から取得する。当該普通株式の取得は、2020年1月6日に実施する予定となっている。

 

 

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