ショーワグローブは9月24日、カフ付ニトリルゴム製耐切創手袋「S―TEX 377SC」を発売すると発表した。
「S―TEX 377SC」は、着脱のしやすさが特長の耐切創手袋。頻繁に手袋の脱ぎはめを行う現場では、着脱の際にもたつくことは何よりのストレスとなる。そこで同製品では、脱ぎはめをしやすくするため裾部分に幅広のカフをつけた。さらに、独自の手型形状はフィット感と作業性の向上にも力を発揮し、作業者の手の疲れを軽減する。
同製品では、同社独自の繊維技術である「ハガネコイルテクノロジー」を採用。ハガネコイルテクノロジーとは、ステンレスワイヤー糸とさまざまな種類の繊維を組み合わせることで、耐切創強度を持ちながら、さまざまな機能性を付加できる繊維(混合糸)。同製品はステンレスワイヤー糸とポリエステル繊維を組み合わせることにより、やわらかな使用感と優れた耐切創性を実現した。
同社が日本国内で販売する多彩な商品群のなかでも、カフ付の耐切創手袋は「S―TEX 377SC」が初めての製品となる。「一人の作業者が複数の作業をこなすため、着脱が容易な耐切創手袋が欲しい」「手の保護と着脱のしやすさを両立した手袋が欲しい」、そんなユーザーの声に注目して同製品は開発された。同社は「今後もショーワグローブは手袋のリーディングカンパニーとして、ユーザーの様々な要望を実現していく」とコメントしている。